解説ログ

いろいろかいせつするぞい

あれ?!インストールしたはずのPuttyが見当たらないよ!?

 先日Puttyをインストールした際に、「インストールしたはずのPuttyのアプリケーションがどこを探しても見つからない」という事態が発生しました。同じような事態に見舞われている方もいらっしゃるのではないかと思い、その時の対処法をここに綴ることにしました。ちなみに僕のOSは、Windows8ですが、そのほかのOSを使われている方にとってっも、ヒントになると思います。

まあ、こんな言い方をすると、さもシステム側に問題や不具合があったかのようにっ聞こえますが、実際のところは、僕が無知だったにすぎません。

で、結論を言うと、インストールしたPuttyアプリケーションは、ちゃんと私のコンピューターの中に存在していました。見つけ方は2通りあります。それぞれ紹介します。

 

①アプリケーションが保存されているフォルダを見つけてそこから開く。

アプリケーションがどこに保存されているのかを探っていて一つのフォルダにたどり着きました。このフォルダにありました。→「C:Program Files (x86)PuTTY」。このフォルダの見つけ方:下の画像の赤枠で囲った欄に「C:Program Files (x86)PuTTY」と入力してみてください。おそらく、PuTTY関連のいろいろなファイルが入っていて、その中に本命のアプリケーションがあるはずです。これで見つからない方は、次の②の方法を試してみてください。

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② スタート画面の「アプリ一覧」から見つける

こっちのほうが①より簡単かもしれません。

僕はWindows8を使っているのですが、スタート画面で、したのほうにカーソルを持っていく、次のように、丸に囲われた矢印が出てきます。

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この矢印をクリックすると、次のような画面になります。

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この画像右上の赤枠で囲った欄に、「petty」と入力すると...

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はい、このように、インストールしたputtyアプリケーションが出てきてくれました。

 

 

ということでこの記事は以上です

 

なお、僕は、Windows8以外のOSのパソコンに触れたことがない(Windows7やWindows10もない)ので、断言はできませんが、もしかしたら、ほかのOSでも同じようにして見つけることができるかもしれませんので、よかったら参考にしてください。

 

AR・CAR自動算出プログラム(Excel)

記事概要:
この記事では、エクセル上で起動できる「異常収益率(AR)・累積異常収益率(CAR)を自動算出するツール」の配布と、使い方の解説を行います。

 

AR・CAR自動算出ツール

以下のURLをクリックするとAR・CAR自動算出ツールを取得できます。(ファイル名は「CAR算出_配布用」となっていますが、ARもちゃんと算出してくれます)

http://firestorage.jp/download/6bd5d23e35eb2e4c724a2ab9f8eb476d40277abd

 (ちなみに、このファイルの有効期限は8月20日までです。8月20日までには、web上にツールを貼り付ける予定なので、どうぞそちらをご利用ください。)

取得できたら、以下の利用方法をお読みになることをおすすめします。

 

利用方法(デモ画像付き)

step1. zipフォルダの解凍

まずは、インストールしたzipフォルダを"解凍"する方法についてです。

 

ダウンロードしたzipフォルダを右クリックして、「すべて展開」を選びましょう。

すると、以下のような表示があります。

そのまま、右下の「展開」をクリックしてください。

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すると、「CAR算出_配布用」というエクセルファイルが出てくるはずです。

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これをダブルクリックで起動して、Step2へ進みましょう。

 

step2. コンテンツの有効化

ファイルを開くと画面の上の方に次のような表示があると思います。

「コンテンツの有効化」をクリックしてください。(そうしないと、算出機能を使用できません)

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ここまでで、下準備は完了です。次のstep3からは、いよいよこの算出ツールを使って行くことになります。

 

step.3 実際に使ってみよう (諸要素の設定編)

さて、次は「企業名」、「銘柄コード」、「イベント日」、「イベント期間」、「推計期間」といった、AR・CAR算出に必要な諸要素を設定していきます。

まずは「企業名」から

C1セル(「企業名」と書かれたセルの右隣の枠)に、CARを調べたい企業の名前を入力してください。

下のデモ画面では、「ソニー」と入力されています。(以降、すべてのデモ画面では、AR・CAR算出のターゲットはソニーとなっている。)

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入力ができたら、その右隣にある「銘柄コード検索」ボタンをクリックしてみてください。

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すると、下の画面のように、株価銘柄の候補を提示してくれます。

目的の銘柄をクリックし、「決定」ボタンを押しましょう。

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「決定」ボタンを押すと、その銘柄の銘柄コードが、所定の欄に出力されます。

銘柄コードが表示されたことを確認したら、次はイベント日を設定します。

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C3セルにイベント日の西暦と月日を入力してください。ちなみに、デモ画面は載せませんが、イベント日が土日や祝日だと、最終的な実行の際にエラーが出ます。

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この調子でイベント期間、推計期間も設定していきます。なお、イベント期間の日数は、奇数にすることをお勧めします。

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ここまで来たらAR・CAR算出の準備完了です。次のstep4で算出(実行)してみましょう。

 

step4. 実際に使ってみよう(算出と表の見方 編)

さて、いよいよAR・CARを算出する時がやってきました。D5セルにある「実行」ボタンを押しましょう。ちなみに、「実行ver.2」というボタンが気になるとは思いますが、基本的にこのボタンを使う必要はありません。使うべきタイミングがあれば、その時に知らせてくれます。

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さて、実行を押すと下のような画面になると思います。

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C列の数字がイベント日各日におけるTOPIXの値、D列が企業の株価、E列が各日のAR(異常収益率)、F列がARのt値、G列が各日時点でのCAR(累積異常収益率)、H列がそのt値です。

 

これで一通りの算出はおしまいです。

次のstep5では、「グラフ作成」、「任意CAR」といった、おまけ機能について見ていきます。

 

step5.実際に使ってみよう (おまけ機能 編)

ここから先は、いくつかある「おまけ機能」の説明です。

まずは「グラフ作成機能」から見ていきます

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↑G6セルにある、「グラフ作成」ボタンをクリックしてみましょう。

すると、↓のように、新しいシートにグラフを表示してくれます。

一緒に出てくる数値は...まぁ気にしても、気にしなくてもどちらでも結構です。

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次に「任意CAR機能」についてです。

任意CAR機能を使うと、イベント期間の内、任意の機関でのCARとそのt値を算出することができます。

↓G1.2セルにある、「任意CAR」ボタンをクリックしてみてください。」

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すると、↓のようにフォームが出てきます。

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そしたら、任意の期間を入力して、「実行」ボタンを押してください。例えばイベント日-5~イベント日+5日のCARを算出したい場合、↓のように入力してください。(なお、左の欄の数値が右の欄の数値より高くある必要はありません。たとえば、右の欄に5、左の欄にー5と入力してもOKです。)

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すると、↓のようにその期間のCARとそのt値が表示されます。もちろん、任意期間CARは何回でも算出可能です。用が済んだら、「閉じる」をクリックしましょう。

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次のおまけ機能は、企業名補完機能です。

実は、企業名から銘柄コードを検索する際、企業名をフルで入力する必要はありません。例えば、下図のように、ソニーではなく「ソニ」だけで検索をかけても、ちゃんと「ソニー」を候補に含めて提示してくれます。また、この状態で、「ソニー」を選んで決定ボタンを押すと.....

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↓このように、企業名の部分を補完するか否かを尋ねられます。ためしに「はい」を選んでみます。

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すると、↓のように、企業名を「ソニー」と補完したうえで、銘柄コードを出力してくれます。

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最後のおまけ機能、「リセット機能」!といっても、出力した内容をきれいさっぱり消してくれるだけの超絶シンプル機能です。

↓A1.2あたりにあるリセットボタンを押します。

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すると↓この通りきれいさっぱり。

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というわけで、以上、「CAR算出_配布用」の使い方でした。